憎む相手は、唯一つ。 幸せを。元に戻したいから。 みたコトの無いものを、みよう。 綺麗も、醜いも、全部見て。 生きるってそういうことだろう? 沢山の憎しみにほんの一条の小さな希望。 絶やさないように。 踏みしめる。光の大地。太陽の木漏れ日の道。 強く握る拳に決意を込めて。 闇にのまれる自我と今に手をさし伸ばしてほしくて。 一面の屍に、あの大切な瞳を見てしまったから。 優しさ故の残酷さを、誰が責めようか…。 だから、人を思う気持ちは誰にも負けない。 知っている。その理由を。全ての始まりの理由を。…だから…。 全てが偶然のような必然で運命。 繰り返し、繰り返し。 この道が光届かないところへ続いていても。 ほんの一条の希望を秘めて、歩き続ける。決意したから。 みたコトの無いものを、みよう。 ―――仕組まれた、運命を… 綺麗も、醜いも、全部見て。 ―――断ち切るための……戦い。 生きるってそういうことだろう? ―――断ち切るための… 沢山の憎しみにほんの一条の小さな希望。 ―――Destruction Wars 絶やさないように………。 ………。 その決意は、どんな宝石よりも美しく、何より歪んで醜い、人の、業……――― |
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