Destruction Wars

DESTRUCTION:0〜FROZEN SPRING〜

0:Prologue



 

 

 

憎む相手は、唯一つ。
幸せを。元に戻したいから。




みたコトの無いものを、みよう。
綺麗も、醜いも、全部見て。
生きるってそういうことだろう?
沢山の憎しみにほんの一条の小さな希望。
絶やさないように。



踏みしめる。光の大地。太陽の木漏れ日の道。




強く握る拳に決意を込めて。



闇にのまれる自我と今に手をさし伸ばしてほしくて。



一面の屍に、あの大切な瞳を見てしまったから。



優しさ故の残酷さを、誰が責めようか…。



だから、人を思う気持ちは誰にも負けない。



知っている。その理由を。全ての始まりの理由を。…だから…。



全てが偶然のような必然で運命。



繰り返し、繰り返し。



この道が光届かないところへ続いていても。



ほんの一条の希望を秘めて、歩き続ける。決意したから。

みたコトの無いものを、みよう。
―――仕組まれた、運命を…
綺麗も、醜いも、全部見て。
―――断ち切るための……戦い。
生きるってそういうことだろう?
―――断ち切るための…
沢山の憎しみにほんの一条の小さな希望。
―――Destruction Wars
絶やさないように………。
………。





その決意は、どんな宝石よりも美しく、何より歪んで醜い、人の、業……―――












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